「樹木希林 120の遺言」を読んで。
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「樹木希林 120の遺言」を読んで。
2019年03月26日(火)12:27 PM
をモチーフにした企業広告。「死ぬときくらい好きにさせてよ」のキャッチフレーズと
ともに大反響を呼んだ。「樹木希林120の遺言」の表紙。
昨年亡くなられた女優樹木希林さんが生前に語られたお話しを
まとめた本です。
副題は (死ぬときぐらい好きにさせてよ) ?!・・・。
第一章から生、病、老、人、絆、家、務、死と全八章、樹木
希林さんならではの固定観念にとらわれないユニークで、それで
いて「そうなんだー」とちょっとほっとさせられる言葉の数々。
今、生きていくことに倦み、得体の知れない不安に囚われてい
る人には是非お薦めの一冊です。
芝恋が身に染みて納得できる言葉として冒頭の001の言葉を
紹介させていただきますね。
幸せというのは「常にあるもの」ではなくて
「自分で見つけるもの」
当たり前の事じゃないと思われる方も多いでしょうが、案外と
この当たり前の「自分で見つける」ことをせずに人の幸せを観て
羨ましく思ったりしてしまいがち。
人の幸せはその人の幸せ、世間や他人の価値観に惑わされずに
日々の生活の中に自身で喜びや楽しみを見つけて面白がる。
「自分で見つける」ということは主体性を持つことなんでしょ
うね。
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