東より

　　　　　　　春は来ると　植えし梅。　　　　　虚子

肥後細川庭園

彼岸桜

蝋梅の花

　すっかり春めいて日々のウオーキングが楽しくなる季節になって参りましたね。

私が大好きなウオーキングコース、前にもご紹介させて頂いておりますが、神田川

沿いの遊歩道・・・。

この遊歩道沿いに以前は新江戸川公園としてご紹介しましたが、この度名称が変わ

ることになりまして「肥後細川庭園」となった大変趣のある日本庭園があります。

　この敷地内には大正時代の木造建築で、学問所であった「松聽閣」があるほか、

この庭園付近には歴史資料や美術品を収蔵する「永青文庫」、旧邸宅「和敬塾本館

」など、細川家ゆかりの施設が点在しており散策が楽しめます。

　庭園には紅白の梅が咲きほのかな香りを楽しんでおりますと、やはり梅を唄った

小唄は？となるわけです。

　　　　　　　　　　　　　　　　「梅一輪」　　　平山芦江　作詞

　　梅一輪　　一輪づつに鶯のうたい初め候

　　　　　春の景色もととのうままに

　　　　　　　逢いたくなったのさ。

　この曲は春日流流祖の春日とよ作曲の小唄です。

また春日流師範実技試験の課題曲の一つでもあります。

　梅の香りの下でちょっと口ずさんでみたら粋ですね！