小さな美術館ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
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小さな美術館ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション

2021年07月27日(火)3:51 PM

 

 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション美術館へ、南桂子生誕110年記念

「蝶の行方展」を観に行って来ました。

 南桂子はフランスで版画を学んだ後、鳥、お城、女の子など童話のような

モチーフと、静かな色合いの作品を制作し続けました。

 

 

シャトーと赤い実

 

二人の少女と猫

 

少女と落葉街と6羽の飛ぶ鳥

 

 どの作品も優しい色使いで、非常に繊細なタッチで描かれ、メルヘンチック

な銅版画でした。

 銅版画の持つ特徴と南桂子の世界観がぴったりと一致していて、作品世界に

引き込まれてしまいました。

 また、南桂子が身に着けていたアクセサリーが展示されており、これがまた

個性的なアクセサリーの数々で素晴らしかったです。

 フランスの蚤の市などで手に入れた様な繊細なアンティークのデザインの物

や、非常にエキゾチックな重量感のあるものまで、果たして彼女はどんなシー

ンでどの様な装いでこのアクセサリーを身に着けたのかしらと想像が膨らみま

す。

 外の猛暑を忘れ、こじんまりとした静かな空間で南桂子の銅版画の世界に浸

れて、ゆったりとした心持ちで一日を過ごせました・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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