八月中旬お弟子さんの一人が、フｲンランドに旅立ちました。

日本で仲良くなったフｲンランド人のお友達の家に遊びに行ったのです。

もちろん三味線を持って！　遠い北欧の国では三味線という日本の伝統

楽器は非常に珍しく、生で爪弾く音を聞くことも、また三味線を組み立て

たり、ばらしたりするのを見ることもなかなか機会がないと思います。

きっと大変喜んで頂けてると思い、私もとても嬉しく思います。そして今

から、フｲンランドの方達の反応や感想を聞くのがとても楽しみです。

　芝恋の三味線・小唄教室は新宿区という非常に外国人の多い区にあり

、また早稲田大学のキャンパスに囲まれた場所でもあり、さまざまな国の

留学生が行き交い住んでいるという環境におかれてます。故にこれからも

地域住民の方々、早稲田大学の方々と協力しながら日本の伝統楽器三味

線・小唄をインターナショナルにアピールしていきたいと考えております。

　私の姪がイタリア人と結婚し、ボローニャという街に住んでおりますが、お

弟子さん達を連れてかの地で三味線を弾く日を目指して頑張りたいと思います。