ロシア旅行記 Ⅵ
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ロシア旅行記 Ⅵ

2018年08月31日(金)2:15 AM

 

 7日目はいよいよモスクワ市内観光、世界遺産「コローメンスコエ」

へ。

 

ヴォズネセニエ教会

ピヨートル大帝の像

 

モスクワ川沿いに広がる自然保護園で、その広さは東京ドーム74個分

! 規模が桁違いですね。

 そしてやはり世界遺産の「ノヴォデヴィッチ修道院」へ、こちらは工

事中でした。

 

 

湖の岸辺でスケッチ画を売っていた

 

なんと!この庭と湖はあのバレエ「白鳥の湖」の舞台のイメージとされ

た場所だそうです。チャイコフスキーはこの湖で泳ぐ白鳥を見て「白鳥

の湖」を書いたといわれてます。

 次に向かったのが「プーシキン美術館」で、印象派コレクション棟へ。

私は宗教絵画はあまり興味がないので、この印象派の絵画を観るのはと

ても楽しみにしてました。

絵の写真を撮っても良いというのがまた嬉しかったですね、マティス、

ピカソ、シャガールなどの絵をゆっくりと混雑無しで観れて感激!

 

ルノワール

ピカソの初期の作品

シャガール

 

 ランチの後はクレムリンへ。

ガイドさんのお話では前日の観光客は突然クレムリンが予告なく閉鎖

されて見学出来なかったそうで、こういう事はロシアでは珍しくない

そうです。

 「聖ワシリー寺院」が見えてくると「わあー!」と歓声があがりまし

た。カラフルで寺院というよりもおとぎの国のお城のような建物です。

別名ポクロフスキー聖堂。モンゴルへの戦勝を記念してイヴァン雷帝に

より1560年に建てられたそうです。

 

 

 クレムリン正面の赤の広場、ソビエト連邦時代にパレードが行われた

場所ですね。

「赤」は社会主義、共産主義をイメージさせますが、古代スラブ語では

「美しい」という意味だそうです。意外!

 赤の広場に面して「グム百貨店」グムとは国営という意味だそうです。

3階建て中央が吹き抜けになっている立派な建物でした。

 

 

 

 8日目クレムリンの城壁の中に入って「ウスペンスキー大聖堂」を見学。

ロシア正教の府主教会として、歴代皇帝の戴冠式や総主教の任命式が行われ

た場所。

 聖人のフレスコ画で埋め尽くされた内壁は素晴らしかったです。

 

 

そして今回の旅で最も楽しみにしていた「ダイヤモンド庫」を見学。

ここもけっこう予告なしに急に入場が出来なくなるということでしたが、

無事見学。

厳重なセキュリティーを抜けてやっと部屋に入ってビックリ!

数々の宝石、王冠は目もくらむばかりの豪華さで中でもオルロフ伯爵が

エカテリーナ二世に贈った190カラットのダイヤ「オルロフ」、凄すぎ

です!が、このダイヤモンドを贈ってもエカテリーナ女帝の愛はオルロフ

に戻らなかったそうです。

古今東西、真実の愛は物やお金では得られないのですね。

 大きな赤いダイヤモンドも圧倒的な存在感を放っていました、赤いダイヤ

モンドは初めて観ました。

 その後は『武器庫」へ入場。ここは19世紀半ばに兵器を保管、製造する

場として建てられた現在は歴史博物館です。

 各国から贈られた美しい宝物や、女帝の着ていた豪華な衣装、王室の馬車

など様々なものを観ることが出来て大満足でした。

 モスクワへ行くなら「ダイヤモンド庫」と「武器庫」は必見!です。

旅の終わりにこんなにも凄い、美しい宝物、芸術品を観ることが出来て、ロ

シア旅行の満足度は一段と高かまりました。

 さて8月も今日で終わり、素敵な夏を過ごせたことに感謝して「芸術の秋

」?に向かって気持ちを切り替えて小唄のお稽古に邁進してまいります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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