『栄芝会』を終えて。
ホーム > 『栄芝会』を終えて。

『栄芝会』を終えて。

2017年04月11日(火)9:22 AM

 

出演されたお弟子さん方と

お客様と一緒に

 4月9日盛大に『栄芝会』が開催され、終了致しました。

生憎の雨の日でしたが大勢のお客様にご来場いただき、有難うございました。

 序幕、師範一同の「ほたる茶屋」で始まり、芝恋のお弟子さん方の「薄雲太夫」

「逢いたさに来てみれば」。

 唄は初参加の橋本さん、替手は小袖さん、二人共に初出演でしたがとても落ち着

いていて頼もしい限りです。

 今回2回目の出演の野村さん、「花の雲」と「まかせたからは」、堂々と唄われ

てました。

 私は歌舞伎小唄「上野の鐘」を唄わせて頂きました。糸は先輩の芝丸様に弾いて

頂きました。大変お世話になりました。

その後「待宵月」の替手を大先輩の芝道様の本手とご一緒させて頂きました。

事前稽古がほとんどありませんでしたが、大ベテランの芝道様とでしたので胸を借

りて演奏させて頂きました。大変お世話になりました。

 最後の出番は「大川や」と「都鳥」の合奏。これは「栄芝会」ならではの大変華

やかな番組で、ひな壇に大勢の出演者がこぼれんばかりに並び合奏しました。

 毎年恒例の舞台ですがこの大合奏を終えますと、大きな達成感で心が満たされま

す。

 一緒に出演されたお弟子さん方も同じ思いを感じられたことでしょう。

 来年の「栄芝会」に向けてまたお弟子さん方と楽しくお稽古を重ねて参りたいと

思います。

 尚、ご来場頂きましたのにお目に掛かれなかったお客様におかれましては大変申

し訳ございませんでした。

 

 



«   |   »

過去の記事