小唄の作詞に活かせる言葉。
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小唄の作詞に活かせる言葉。
2016年01月29日(金)4:23 PM
先日図書館から筒井康隆著「聖痕」を借り、先程読み終えました。
まず物語の主人公は何処となく三島由紀夫の作品に登場しそうな雰囲気を持っていると
ころに(芝恋の私的感想ですが)、惹きつけられました。
インパクトの強い冒頭から始まって、終始物語の展開に心を奪われ、久し振りに一
気に読み終える事ができました。あまり内容を明かしてしまうとこれから読まれる方に
悪いので書きませんが、最後まで読んだ後この「聖痕」というタイトルに納得させられ
ました。 そしてこの作品を読んで最も驚いたのは、非常に語彙が豊富で、というより
も左脇に書かれた注釈なしでは理解出来ない言葉が溢れていたことです。
以前ブログで「美しい大和言葉」について書きましたが、その大和言葉も沢山出てま
いります。非常に語彙が豊富という点でも三島由紀夫の作品を彷彿させられました。
そこで私はいくつもの魅力的な今ではあまり使われていない言葉をノートに書き留め
ました。「あ~私って勉強不足!」と嘆きつつも、「これらの言葉を味方にして小唄の
作詞にチャレンジしてみよう」と・・・今、とってもワクワクしております!!
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