小唄「四万六千日」
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小唄「四万六千日」

2015年07月11日(土)8:37 AM

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     浅草浅草寺のほおずき市の写真です。

昨日は七月十日、何の日?浅草寺ではこの日に参拝すると、一日のお参りで

46000日分のご利益が得られるという大変貴重な日で、よって「四万六千日」

と呼ばれております。

毎年この日はほおずき市が立ち、夜遅くまで賑わっております。昔、ほおずきは

「ほおずきを水で鵜呑みにすると、大人の癪を切り、子供は虫の気を去る」といわ

れ薬草として評判が良かったそうで、「ほおずき市」が「四万六千日」のご縁日に

ちなんで開かれるようになりました。また、この10日を待って一番乗りしたいという

人々のおもいから、前日の9日から、すなわち7月9、10日の二日間が「四万六千

日」のご縁日とされております。

 小唄の「四万六千日」は、この日二人連れ立って、仲良くほおずきを選んで買った

恋しい人を想っている女心のせつなさ、可愛さを唄った芝恋の大好きな小唄です。

 

          「四万六千日」

 

 逢いたさを  じっとこらえて 吊りしのぶ

  ちろちろりん  風鈴に風は来るのに

   今日この頃は 聞きたい、噂も風だより

     「そうそう、あの日は 四万六千日」

      仲良く 買ったほおずきが

       泣いて待てとの 謎かいな。

 

 この小唄は踊りでもお稽古して舞台で踊った、思い出深い一曲です。

 昨日お稽古にいらしたお弟子さんの片桐さんが9日に浅草寺へお参りに

行ってほおずきの鉢を買ってきて下さいました。とっても嬉しいです!

 彼女は今ちょうど小唄「四万六千日」をお稽古中なのです。早速玄関前に

飾りました。

image1image2 唄と同じに可愛い風鈴付きです。



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