日本の伝統芸能は時代の風に乗っていく。
昨日はミハイロフスキー劇場バレエの「新春スペシャル・ガラ」を観に
行って参りました。久し振りのバレエ公演、ホールに入るとオーケストラ
の調弦する音に胸が高まります。
演目は「くるみ割り人形」の2幕、「白鳥の湖」の2幕,「ライモンダ」の
3幕でした。「ライモンダ」には吉田都さんがゲスト出演され、最高の盛り
上りのうちに幕が降りました。
バレエって、本当に夢の世界に迷い込んだようなひと時を与えてくれま
すね?ミハイロフスキー劇場とは旧レニングラード国立バレエ団です。名
は変わってもそのバレエテクニックも、衣装のセンスの良さも、舞台背景
の雰囲気の素晴らしさも変わりなく、大満足の一日でした。
圧倒的な感動を胸に家路を急ぐ中、さあ私も私なりに今年は新しいこと
へ挑戦しようとパワーが漲るのを感じることが出来ました。
今朝の日経新聞にも記事が出ておりますが、「能」の梅若玄祥とバレエの
マチュウーが競演するそうです。マチュウーとはパリ・オペラ座の最高位の
バレエダンサーです。日本の伝統芸能の能とバレエのコラボ?何だか聞いた
だけで胸がワクワクしますね!お正月のテレビ番組で歌舞伎の海老蔵の
日々をドキュメントしたものを観ましたが、ここでも歌舞伎役者海老蔵とオぺ
ラ歌手とのコラボの舞台の創作過程をみることができ、最後の海老蔵の言
葉が印象に残りました。「伝統を守りながらも時代を生きる」時代の風を感じ
ながら、常に新しいものに取り組んでいく、亡くなった勘三郎さんを彷彿させ
る情熱を感じさせられました。
今年は年の初めから大きなパワーをたくさん感じることが出来、良い一年
を送れそうです!
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