三月大歌舞伎「河内山」「芝浜革財布」観劇してきました!
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三月大歌舞伎「河内山」「芝浜革財布」観劇してきました!
2022年03月29日(火)5:49 PM
三月大歌舞伎は二部を観て来ました。二部の演目が二つ共に
私の好きな芝居だったからです。
「河内山」は河内山宗俊が仁左衛門、たっぷりと悪党を演じ
て河竹黙阿弥の七五調のセリフが小気味いい!そして腰元浪路
は仁左衛門の孫の千之助、美形で品格がありとても将来が楽し
み!
そして一番楽しみにしていたのが「芝浜革財布」。
三遊亭円朝が生んだ落語「芝浜」は江戸の庶民の暮らしを描き
夫婦の情愛を描き、心温まる人情話。
魚屋政五郎は菊五郎、女房おたつは時蔵の名コンビ、そして
酒屋の小僧は菊五郎の孫の寺嶋眞秀。
この眞秀君が劇中劇で歌舞伎の名セリフを次々と披露、頑張っ
ておりました!
この「芝浜」は小唄でも唄われております。
落語、歌舞伎、小唄と繋がっているんですね。
小唄の「芝浜」も素晴らしい曲です。是非、聴いて頂きたい小
唄の一曲です。
歌詞は物語をそのまま唄っており、三味線の調べはドラマチ
ックで弾き甲斐があります。というわけで、芝恋にとっては歌
舞伎の「芝浜革財布」は何回でも観たい演目なのです。