『ピーター・ドイグ展』Ⅱ
蒸し蒸しと湿度の高い日が続いておりますが、雨の合間を縫って
毎日ウオーキングに励んでいます! が、飽きる!・・・、三つの
コースをその日の気分でウオーキングするのですが、やはり飽きる
んですね。
コロナウイルス感染拡大以前は新宿区のスポーツプログラムで太
極拳やゆったり骨盤体操などに通っていたのですが、コロナウイル
スでずっと休館中。
七月から再開と思っていたら感染者数の増加で再開の気配は全くな
くて、残念! 飽き飽きしながらもウオーキングを頑張るしかない
ですね。
さて、大分日が空きましたが『ピーター・ドイグ展』の続きです。
これらの作品はコミュニティとしてのスタジオフイルムクラブのため
に描かれたものですが、現在はこの企画は行われていないそうです。
かなり以前の映画から日本の有名な映画までいろんな映画を取り上げ
ているのが素晴らしいですね。
「焼けたトタン屋根の猫」はエリザベス・テーラーとポールニューマ
ンの共演で、原作はアメリカの代表的な劇作家テネシー・ウィリアムズ。
私も観たことのある映画です。
物語の中で演じているエリザベス・テーラーの追い詰められた、カリ
カリした妻の雰囲気がとても良く伝わってくるポスターだと思います。
(焼けたではなく「熱いトタン屋根の猫」と翻訳されてもいます。)
観たことのある映画のポスターが多くて、良くその映画の雰囲気を捉
えていて非常に興味深く、楽しめました。
余談ですが、テネシー・ウィリアムズはとても好きな劇作家です。
人間の愛や欲望、心の葛藤、郷愁感を濃密に描いた台本は今、読んでも
芝居や映画で観ても引き込まれてしまいます。
高校生の時に演劇部で「ガラスの動物園」というテネシー・ウイリア
ムズの作品を公演しました・・・、大それたことをしてたなーと恥ずか
しくなりますが、振り返れば皆で一途に頑張った良き青春の思い出です
ね。
当時から今でも最も憧れる戯曲、登場人物は「欲望という名の電車」
のブランチです。
もう一度映画館の大きなスクリーンでヴィヴィアン・リーとマーロン
・ブランドの「欲望という名の電車」を観てみたくなりました!
横道に逸れましたが『ピーター・ドイグ展』、映画や演劇好きな私に
とっては充実したひと時を過ごせて満足度は高かったです。
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