赤坂大歌舞伎へ!
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赤坂大歌舞伎へ!

2021年11月27日(土)10:15 PM

劇場前  パンフレット

 

 TBS開局70周年記念「赤坂大歌舞伎」を観て参りました。

演目は、「廓噺山名屋浦里」、「越後獅子」、「宵赤坂俄廓景色」

「廓噺山名屋浦里」は吉原の花魁とお侍との実話を落語家の笑福亭鶴瓶さんが新作落語として口演したものを歌舞伎の舞台化したものなので、分かり易く、とても楽しいお芝居でした。

 七之助のファンの私は美しい七之助の花魁浦里の姿を観てるだけでも大満足!

そしてこの芝居のもう一つの魅力が、女形の役が主で、最後まで出ていること。

 花道が短いのがチョット残念でしたが、最後に今を盛りの美しい七之助の花魁道中、トンと足を踏んで男衆の肩に手を置き引いて行く姿のなんと!華麗なこと・・・、ああ名残惜しい!と思わず溜息をついてしまいました。

 

七之助の花魁浦里

 

 休憩を挟んで「越後獅子」、勘太郎君の踊り。

長唄のお稽古でこの曲を習っていたので、愛着もひとしおです。

まだ10歳の勘太郎君ですが、さすが中村屋!見事に踊ってました。

 そして最後は「宵赤坂俄廓景色」、フィナーレに相応しい芸者や鳶頭の大団円。と、おや聞いたような下座の演奏が「送りましょかよ 送られましょか せめてあの丁の角までも・・・」小唄「今日も又」のあの唄です。

嬉しいですねー思わず心の中で口ずさんでしまいました。

 この劇場はこの公演の後改修工事に入り、来年夏からは「舞台 ハリーポッターと呪いの子」がロングラン上演されるそうです。

というわけで最後の「赤坂大歌舞伎」を観れて良かったです。

 

 

 

 



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