日比谷シアタークリエ「Ｐｉａｆ」

　今年は芝恋の大好きなエディット・ピアフが生誕して１００年。この記念すべき年に

大竹しのぶ演じる舞台「ピアフ」を観れてとても幸せでした。

　「シャンソンの女王」と呼ばれたピアフの人生を綺麗ごとではなく、赤裸々に描き出

した脚本も良かったですし、「ピアフ」が憑依したかのような大竹しのぶの演技も見ご

たえがありました。

　観る前に一番気になっていたのは大竹しのぶの歌ですが、これが想像以上に素晴しく

、上手いとか下手とかの次元を超えて観る者の魂を揺さぶる正しく「ピアフのシャンソ

ン」に聞こえました。

　この舞台を観るきっかけは、ライブハウスでたまたま出会った芝居大好き人間の方の

お薦めによります。

　狭いライブハウスで知らない者同士肩寄せあい、ワインやビールを片手にこれから始ま

るステージに思いをはせるひと時。　ふとした拍子に始まる会話・・・・。

　「えー！その芝居私も観ました！」　ライブも楽しいですがこういう時間を過ごすのも

大好きです。　「ピアフ」は絶対に観て損はなしの言葉に劇場に行ったのですがその通り。

　素敵なライブを楽しみ、知らない人と芝居談義、お薦めの舞台「ピアフ」を観て大満足！

生きてるってつらいことも沢山あるし大変ですが、こういう幸せがあるからまた頑張れる

気がいたします。