お囃子プロジェクトpresents

昨日は小鼓の師匠方の開催で「歌舞
伎の下座音楽」についての講習会に
参加致しました。
講師は杵屋勝彦先生でした。
大変お話し上手な方で、ジョークを
交えながらとても興味深いお話を聴
かせて下さいました。
①時代物と世話物ってなーに？
②時間を知らせる鐘
③四ツ竹ってなーに？
④川をあらわす音楽
　隅田川と賀茂川は特別扱い！？
⑤有名な歌舞伎演目の幕開きの唄
⑥黒御簾音楽の唄い方～向かい小山～
　(みんなで唄ってみましょう！)
⑦セリフ～役柄での使い分け～
　(みんなでセリフを言ってみましょう
　！)
⑧白波五人男～稲瀬川勢揃いの場～
　(みんなでお囃子・唄を体験しましょ
　う！)

ただお話を伺うだけではなくて参加し
ながらの講習会は大変楽しかったです。
三味線の演奏で川をあらわす佃の合方と
いう技法が、本来は隅田川だけのもので
あったというのは初耳でした。
それと賀茂川は特別に佃の合方であらわ
して良いという特別扱い？も初耳！
また、演奏者の方々は「下座」と言われ
る事を大変嫌っていること。
本来は「黒御簾音楽」というべきである
こと等、大変勉強になりました。
次回の開催を楽しみにしております。