ポスター

会場前

撮影を許可されてる作品もあります。

　「みんなのミュシャ」というタイトルにとても相応しいミュシャ展でし

た。

　優雅に流れる曲線美、柔らかなパステルカラー、アールヌーボーの代表

とされるアルフォンス・ミュシャの数々の作品は幾度観ても魅了されます

が、今回は「みんなの」という言葉が付いてるだけあってミュシャに魅了

された、影響を受けたグラフィックデザイナーの描いた１９６０年代から

１９７０年代のレコードジャケットやロックコンサートのポスター、日本

の漫画家の作品などが展示されていて、ミュシャの影響力の凄さがより一

層分かりました。

　芝恋が好きな山岸涼子先生の「日出処の天子」の絵も観れて大感激！

美しい流線で描かれた髪や衣が放つ世界観はミュシャの影響が及んでいた

とは・・・。

　水野英子・天野喜孝先生の原画も素晴らしく、ミュシャの影響が今日ま

で続いてることにも感動しました。

　残念なことに以前開催されたミュシャのスラブ叙事詩の作品展には行け

なかったので、ぜひチェコのプラハ国立美術館ヴェレトゥルジュニー宮殿

へ行って観てみたいと思っております。

　２０年位前にチェコには舞台の関係で行きましたが、忙しくてプラハの

街とブルノの街をサッと観ただけなので、是非もう一度訪れたいですね。