振り返ってみれば、今年もやはり小唄に

明け暮れた一年を過ごしました。

三味線に、唄に、日舞にと日々小唄の世界

にどっぷりと浸かって、大変幸せな一年を過ごせた気が

致します。これも栄芝お師匠様をはじめ、先輩の皆様、

惜しみなく協力して下さいました友人、知人の方々、また

雨の日も風の日も芝恋の小唄教室にせっせと通って来て

下さったお弟子さん方のお蔭であります。多くの方の支え

で充実した一年を過ごせたことを、深く感謝して御礼申し

げます。

十二月に入ってすぐ体調を崩したため、久し振りのブログで

です。楽しみにして読んでくださっていた方々には、大変ご心

配をお掛け致しましたが、元気に明るく楽しくをモットーに来年

一月より、また小唄のご紹介、芝恋の小唄教室界隈のお話な

どコンスタントに書いていきますので、よろしくお願い致します。

さて、今年最後のブログになりますが、やはり芝恋好みの小唄

を一つご紹介したいと思います。

　　「うどんやさん」

うどんやさん。　熱いはなまき、　ひとつ作って。

おおさむ　さむ

いいえ。　内の人と　やりあってぇ。

あたしひとりで　飛び出して来たの。

ほんとに。　あの人　いけない人よ、　大嫌い。

だけどね　優しいとこもある人よ。

あたし。　本当わ。

心の底から　惚れてぇるの。

あら、ごめんなさい。　おいくら。

小唄本会などで名曲が続いた後に、お客様の

頬が思わず緩む様な微笑ましい、こんな曲が

挟まると、長丁場の小唄の会をよりお客様に

楽しんで頂けるのではないでしょうか？ 

芝恋の三味線・小唄教室は

来年は一月五日より、お稽古がスタートとなります。

追伸　　年賀状ですが、大変なミスがあり、２０１４年を

２０１５年と間違えて家の者が印刷してしまいまして、

私も体調が優れなかったため、チェックを怠り、そのまま

投函してしまいました。

まったく、お恥ずかしい限りですが、来年は自分でやりますので

ご勘弁くださいませ。

皆様、良いお年をお迎え下さいませ！！