村上 隆の 「五百羅漢図展」を観て。
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村上 隆の 「五百羅漢図展」を観て。
2016年02月19日(金)10:06 AM
昨日は栄芝師匠の小唄のお稽古の帰りにちょっと寄り道して森美術館へ。
驚嘆と発見、覚醒の連続するパワフルな村上 隆の「五百羅漢図展」でした!
会場入り口には等身大の『村上 隆 フュギイア』?が目をきょろきょろさせて、観客をお出迎え
してくれます。(右端の写真) しかも割れてる顔からもう一つ同じ顔が出ているというわけで・・・。
いきなりぎょっとさせる衝撃的お出迎え、「ここから始まる五百羅漢図展って!?」芝恋の好奇
心はもう全開モード。
圧巻の作品群に囲まれ、過剰な色彩、過剰で繊細な描写、過剰かどうか分かりませんがスケー
ルの巨大感・・・・。龍のカラフルな渦巻状の目玉にじっと見入りますと吸い込まれていくような
眩暈を感じたのは私だけでしょうか。
上の写真は会場内で作品を写したものです。全作品撮影可能というのも珍しく、村上 隆氏は太
腹!!と感動も思わず×2となりました。
ビデオの上映もあり、若き日の村上氏から現在に至るまでのインタビューが見れます。
このインタビューの中で「観に来た人々に、非日常感を味わって欲しい」という言葉、「貧生活=
正義=芸術という勘違い」・・・私はとても共感できると思いました。このビデオは村上氏とその
作品を理解するのにとても役立つと考えますので、ぜひ「五百羅漢図展」を観に行かれる方はご覧
下さいませ。
(森美術館 3月6日まで。)