竹本、長唄、常磐津、清元どう違う?
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竹本、長唄、常磐津、清元どう違う?

2020年04月23日(木)5:26 午後

 

長唄、常磐津、清元、竹本の舞台。

 

 先日の読売新聞に「竹本、長唄、常磐津、清元どう違う?」という記事が

出ておりました。

とても分かり易い記事なので、要約してご紹介させていただきます。

 歌舞伎音楽にはどんなものがあるか?

主に四つの三味線音楽、「竹本」「長唄」「常磐津」「清元」がある。

それぞれの特徴は

 竹本・・・歌舞伎で使われる義太夫節。三味線の音色が他の音楽とは

      明らかに違う。「デーン、デーン」とお腹に響くような低

      音。

      人形浄瑠璃、今の文楽から歌舞伎になった演目で聞ける。

 長唄・・・長唄は細棹三味線の高い音、歯切れ良い歌が特徴。

      「勧進帳」や「鏡獅子」など長唄が舞台に出る時は囃子連

      中、つまりパーカッションと一緒に演奏する。

      また、客席から見えない所で演奏される「黒御簾音楽」を

      担当。

 常磐津・・義太夫でも長唄でも清元でもない、音楽的に「中庸」なも

      の。古い様式を持った味わいがある。高音もまっすぐに出

      すのが良いとされる。

 清元・・・高音で技巧的なテノールが魅力。常磐津から後世、清元が

      派生した。

 ☆長唄は「歌」で、常磐津と清元は義太夫と同じ「浄瑠璃」に分類され

  る。

 ☆浄瑠璃とは語り物の音楽のことで、義太夫は上方生まれ、常磐津は江

  戸生まれ。

 ☆お勧めは同じ舞台で繰り広げられる「掛合」の聞き比べ。

  「身替座禅」なら常磐津と長唄、「吉野山」なら竹本と清元というよ

  うに掛合で演奏される演目を聞いてみると良い。

 以上、簡単に記事を要約しましたが、何度も歌舞伎を観に行っていても、

違いが良く分かっていなかったりする方も多いのでは?

この様な説明で歌舞伎音楽を理解すると益々舞台を観るのが楽しくなり、

一層興味深く観ることができますね。

 

 

 



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