小唄の作詞 「鶯は恋を誘って」
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小唄の作詞 「鶯は恋を誘って」

2016年01月15日(金)7:40 PM

 新しい年が始まったところで、小唄の作詞に取り組みました。


        「鶯は恋を誘って」      春日とよ芝恋作詞


   鶯は 恋を誘ってホーホケキョ

     返す笹鳴き  チッチ  チッチ。

       声はすれども  姿は見せず

        焦れる鶯 谷を渡ってホーホケキョ

          もひとつおまけに ホーホケキョ。

 

 鶯のオスは繁殖期に「ホーホケキョ」と鳴いて、メスにアピールするそうです。

メスは「チッチ、チッチ」と鳴き、それを「笹鳴き」と云うそうです。

 小唄の詞の中では「梅に鶯」とか、梅とセットで書かれてることが多いのですが、実際には

鶯は梅の開花時期には梅の木には止まらないそうです。危険なので身を隠せる笹薮や葉が茂る

木に止まるようです。

 鶯は一夫多妻で4月頃より初夏まで繁殖期は続き、2回目の繁殖期をむかえるオスも多いよ

うです。

 ということで、鶯のオスは恋多き鳥なのですね!この小唄の詞に曲がつくのは鶯がホーホケ

キョと囀る頃になりそうです。乞うご期待!!



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