歌舞伎座で「蜘蛛の絲宿直噺」を観劇。
ホーム
> 歌舞伎座で「蜘蛛の絲宿直噺」を観劇。
歌舞伎座で「蜘蛛の絲宿直噺」を観劇。
2020年11月16日(月)7:06 PM
「蜘蛛の絲宿直噺」は大変好きな歌舞伎舞踊の一つです。
今回は猿之助の五役早替りを楽しみに観に行きましたが、予想通り素晴らしい早替り
でした!
猿之助が女童、小姓、番新重里、太鼓持彦平、傾城薄雲太夫と、次々演じ分けてい
くのがとても楽しく、観甲斐のある歌舞伎舞踊だとあらためて強く思いました。
中村隼人の源頼光も美しく、凛々しくてうっとりさせられました。
お芝居は冒頭より「コロナ禍」を巧みにセリフに取り入れてお客様を楽しませる工夫
もあり、最後のクライマックスでは華やかに蜘蛛の糸が放たれて、「一演目だけでも
十分楽しめて、観に来て良かった!」と思える舞台でした。
この歌舞伎を唄った小唄が、「吾が背子の」という曲になります。
この小唄のご紹介は次回ブログにてさせて頂きます。
« 小唄「ちょうさや」のご紹介。 | 小唄「吾が背子の」のご紹介。 »