漱石の胸像

記念館裏庭には「猫塚」

芝恋の三味線・小唄教室から歩いて６分位の所に『漱石山房記念館』が

９月２４日にオープンしました。

　この場所には元々「漱石公園」がありまして、漱石の胸像や「吾輩は猫

である」のモデルとなった猫のお墓、通称「猫塚」などがありました。

　平日の午後ではありましたが、大勢のお客様が来館されてました。

やはり日本の明治の文豪「夏目漱石」はご年配の方から学生まで、幅広く

人気があるんですね。

　１階には「漱石山房再現室」のコーナーがあり、書棚や絨毯の上に山積

みされた夥しい数の書籍、漱石愛用の文机、壁に掛けられた自筆の書の額

など・・・・、あ～こういう部屋で漱石は数々の名作を執筆していたんだ

なと、「こころ」や「それから」など若かりし頃に読んだ名作のストーリ

ーが懐かしく思い起こされました。

　２階は漱石の原稿や書、絵、友人との書簡などが展示されてました。

また１階にはカフェがあり、珈琲を飲みながら漱石談義をしてる方や本棚

の本を手に取って読んでる方などがおりました。

　芝恋のお弟子さん方にもぜひ、小唄のお稽古の行き帰りにでも寄って見

学して頂きたいと思います。何しろ歩いて６分位ですからね！

　地下には講座室という部屋があり一般の方も利用出来るという事なので

「恋糸の会」でも何かやれたらいいなと考えております。