昨夜は小雨の降る肌寒い夜でしたが『道楽亭』の中はとってもホット！でした。

小唄のお稽古を終えると、柳亭小痴楽さんの『小痴楽劇場』を聴きに行って参りました。

　今回は小痴楽さんお一人で落語を三題話されました。

汗びっしょりの熱演で、この滴り光る汗を見ながら、また江戸前のべらんめいちょう

のセリフをまくし立てて次第に荒い息遣いになっていくのをまじかに感じながら落語

を聴けるのが、この『道楽亭』で開かれる「落語会」の素晴らしいところですね。

　三つの落語では最後に話された「干物箱」が一番良かったと思いました。

小痴楽さんの人物の演じ分けが明確で、とくに花魁と若旦那のシーンや親父さんと

その息子の身代わりになった善公のやり取りは映像が浮かんでくる気が致しました。

　落語の後は小痴楽さんを囲んでのお食事会。

小痴楽さんのファン、追っかけ、御贔屓にしてられる方々と落語の話しで盛り上がっ

て、私などは落語初心者なのでとても勉強になります。

　まだ始まったばかりの小痴楽落語ファンですが、小痴楽さんを通して落語への理解

を深めていけたらいいなと思っております。

　ご一緒されたお弟子さんにも「とっても楽しかったです！」と喜んで頂き、芝恋も

嬉しかったです。

今日、NHKで１６時から「新人落語大賞」が放送されます。もちろん小痴楽さんも

ご出演です！