先日、劇団☆新感線の髑髏城の七人極「修羅天魔」を観劇しました。

以前にも新橋演舞場で劇団☆新感線の「髑髏城シリーズ」を観ましたが、

今回はゆりかもめの市場前駅側に造られたIHI STAGE AROUND TOKYO

という新しい回転する劇場公演ということで、興味深々！

　確かに座席が右へ左へと動き、舞台の幕は観音開きのスクリーンになっ

ており、場面に応じて色々な映像が映し出されて目を奪います。

　スピーディーな場面転換で次々と繰り出されるギャグや殺陣、飽きてる

暇はなかった！・・・・、でも前半はチョット長く感じられましたが、休

憩を挟んで後半は怒涛の展開！・・・・、「アトラクション的な芝居」と

でもいう印象でした！？

　主役の天海祐希さんは惚れ惚れする立ち姿で、滑舌も良く、さすが！

それに対して若手男優たちは何を言っているのかよくわからない？

わめくようにセリフを言っていて、特に前半が聞き取りにくかったのが残

念でした。

　それにしてもこの劇場、蜷川さんだったらどのように使っただろうかと

帰る道すがらふと思いました。

「王女メディア」「夏の夜の夢」「近松心中物語」等、驚きと深い感動を

胸にいつも劇場を後にした・・・・、あの日々が懐かしい！