ドイツの旅Ⅱ
昨日に引き続きドイツの旅報告!
ベルリン到着の翌日にはポツダムへ行き、まずサンスーシー宮殿を見学。
「サンスーシー宮殿」とはフランス語で「憂いのない宮殿」という意味だそう
で、この宮殿を建てたフリードリヒ2世はヨーロッパ列強との戦いに疲れて癒を
求めてこの宮殿を建てたそうです。
また当時のドイツの食糧事情は貧しく、このフリードリヒ大王がジャガイモ作
りを奨励して、「ジャガイモを作れば民は飢えずにすむ。」と言ったそうです。
現在のドイツ人にとってはジャガイモは主食ですが、フリードリヒ2世がジャ
ガイモを奨励する前はあまり好まれてたわけではないそうです。
宮殿の庭には葡萄とイチジクが植えられています。果物と野菜が好きなフリー
ドリヒ2世が栽培をさせたそうですがイチジクは寒くて実らなかった・・・残念!
美しい庭は余りにも広大でその一端しか見れませんでしたが、フリードリヒ2世
が心の癒しを求めて建てた宮殿にはその妻を伴うことはなかったそうです?
というわけで世継ぎはいなかった、この宮殿に伴われたり招かれたのは男性のみ
だったそうです。(王妃が可哀想!)
この後ツェツェリエンホーフ宮殿へ行きました。ドイツ最後の王、ウィルへルム
2世が家族のために建て、愛する妻の名を付けた宮殿。
第2次世界大戦後日本の処遇について行われたポツダム会談の会場としても
有名な建物ですね。
会談が行われた当時のまま部屋が保存され、博物館として公開されてました。
外見は美しい英国チューダー調様式で室内は部屋ごとにインテリアが工夫され
贅沢な暮らしぶりが伺えました。
ベルリンに戻って絵画鑑賞、
あの人を殺めてしまった画家として有名なカラバッジョの絵を観ました・・・・、
やはり並みの画家とは違う!?その絵は、天使が楽器を足蹴にして壊してる!
既成概念を嫌ったカラバッジョ全開ですねぇ・・・・。
他の絵は聖母子やキリストの受難等々の中に合って、なんか開き直ってる・・・。
ブランデンブルク門、イベント開催中でインドの方達でしょうか?演奏会をして
ました。門の前の広場で。
最後にベルリンの壁を見学。私には今でも路上に残る東西を隔てたラインの方が
戦争のもたらした悲劇の痕跡として印象的でした。
続く・・・・。
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