実はちょうど１０年前にも青森のねぶた祭り、秋田の竿

燈祭り、仙台の七夕祭りを観に行きました。自分が想像し

ていた以上に見応えのあるお祭りでとても感動しました。

そして今回はねぶた祭りの海上運行とフイナーレ花火大会、

翌日は五所川原の立佞武多を観て参りました。

　ねぶたの海上運行は昼間の暑さを忘れさせる涼しい海風

に吹かれて大変心地よく見学することが出来ました。

　暗い海上を燃え上がるような鮮やかな色彩のねぶたが次

々と運行され、打ちあがる花火と、賑やかなお囃子・・・、

これはもう行って観る価値のあるお祭りです。

　ねぶたの海上運行が終わると続いて花火大会、打ち上げ

花火を観るのも久し振りだったのでドーンと響く大輪の花

火に圧倒されながら夏を満喫！

　翌日は五所川原で開催される「五所川原立佞武多」を見

学、噂には聞いてましたがこれは想像以上の大迫力！

　夕闇が迫る中「立佞武多の館」の大きな扉が開き姿を現

した大型立佞武多・・・、ええー、大きい！と驚きの声。

何しろ高さ２３ｍ、重さ１９トンの「素戔嗚尊」、歌舞伎

の「暫」、竹取物語の「かぐや」です。

　そして夏の夜空に屹立する灯りの灯された立佞武多の運

行が始まりますと、囃子方の太鼓や笛の音、「ヤッテマレ」

の掛け声も威勢よく、観客も大興奮！

　素戔嗚尊

　かぐや

　この素晴らしいお祭りを開催し続けるのは大変なことだ

と思います。今では立佞武多の制作者は一人だけになってし

まったそうです。是非、次世代へと繋げていって欲しいと思

います。そしてまた、何年後かに再びこのお祭りを見学して

熱い東北つがる魂を味わいたいと思っております。