昨日は「俚奏楽」の演奏会へ。
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昨日は「俚奏楽」の演奏会へ。
2019年07月21日(日)7:32 AM
昨日は紀尾井小ホールで開催された「俚奏楽」の演奏会へお弟子さん方と
一緒に行って来ました。
「俚奏楽」と言ってもわからない方もいらっしゃると思いますので簡単に
説明しますと、1971年に日本音楽の新しい流れとして創作されたもので
す。
「俚」という文字は「都」に対する「鄙」を指し示していますが、それだ
けではなくここでは「俚」を田・土・人と分け読み日本民族音楽としての三
味線音楽と考えています。
三弦の持つ表現の自由闊達さに回帰し、時代時代に歌われてきた〈小さな
うた達〉の断片をも復元再生し、自然発生的に歌い継がれてきた〈うた〉自
然民謡、普遍的、民族的な躍動感や旋律をモチーフに、現代に伝統音楽とし
て生まれた三味線音楽なのです。「俚奏楽」番組表より引用
家元 本條秀太郎氏
説明文を読むだけでは分かりづらいと思いますが、興味を持たれた方は毎
年開催されてるので是非聴きに行って下さいませ。
今回の演奏曲の中でも芝恋が一番気に入ったのは「こしょろ子守唄」です。
三味線・胡弓・鉄琴と三つの楽器で演奏され、何とも言えぬ不思議なムード
の楽曲でした。
「胡弓」の生演奏を聞くことは稀ですし、「鉄琴」の生演奏は初めて聞い
たので大変勉強になりました。
三味線に違う楽器の音色が重なると一気に新しい雰囲気が広がり、素敵で
すね!
特に胡弓の音色に芝恋は心惹かれました。
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