美術館めぐりの旅 Ⅱ
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美術館めぐりの旅 Ⅱ

2022年06月09日(木)7:48 PM

 二日目、先ずは京都嵐山渡月橋のそばにある福田美術館へ

行きました。

 

現在開催中のポスター

 

 「やっぱり京都が好き」というタイトルで近世から近代の京

都画壇の作品を中心に、京都ゆかりの絵画を展示中でした。

 私の好きな上村松園の素晴らしい絵画があって、嬉しかった

です!

 

嵐山の渡月橋、まだ人気が少なくてラッキー!

 

福田美術館の横にある謡曲「小督」の旧跡

 

上村松園「和楽之図」

 

上村松園「人形遣之図」

このふたつの作品は初めて観たのですが、「人形遣之図」は

近松門左衛門の浄瑠璃「冥途の飛脚」。

主人公の男女が一つの傘を差しながら雪の中を逃避行する名

場面。これは江戸時代の浮世絵師喜多川歌麿の錦絵を模写し

たものだそうです。操る女性と人形との取り合わせが素晴ら

しいです。

 

天龍寺

 この後は近くにある天龍寺へ行き、法堂の天井に描かれた

「雲龍図」を鑑賞しました。

 「八方睨み」の龍の眼は本当にどこから見ても芝恋を睨ん

でいました!

 次に向かったのは「佐川美術館」。水面に浮かんでいるよ

うに見える設計の美術館は、建物自体が美術作品のようでし

た。

 

 

 

 佐川美術館ではバンクシー等現代アート作品展と藤井フミ

ヤ氏の作品展を観ました。

 

 「天は二物を与えず」ではなくて、藤井フミヤ氏には音楽

と美術の才能と、二つが降臨しているのだなと思いました。

 最後に行ったのは京セラ美術館。

二条城の近くにあるこの美術館は京都という場に相応しいど

っしりとした美しい建物で、内部の曲線美が美しい階段が印

象的でした。

 

京セラ美術館

 

 二日目も盛り沢山の一日で私の足は歩き疲れてパンパンで

したが、満足感の高い一日を過ごすことが出来ました。

 三日目は次回ブログにて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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