私はバンドネオンという楽器の演奏が好きで、ピアソラの曲を

よく聴いております。

先日、YouTubeでリベルタンゴを三味線で演奏しているのを聴き、

大変感動しました。

演奏者は津軽三味線の浅野祥氏、初めてその存在に気付きました！

ピアソラの狂おしく、それでいて哀愁を帯びたタンゴを見事に津

軽三味線で表現していて、私自身は津軽三味線は弾きませんが同

じ日本の伝統芸能である三味線というジャンルで果敢に枠にとら

われない演奏をしてられるのも嬉しいなぁーと思いました。

　津軽三味線の激しく糸を打つ撥さばきがこのリベルタンゴとい

う楽曲に実にマッチしているんですね。でも全ての楽曲に合うか

というとそれはちょっと違う様で、リベルタンゴを聴いた後でチ

ックコリアの「スペイン」を演奏をしてるのを聴いたのですが、

私はあまり津軽三味線向きではない気がしました。

やはりバイオリンの様に音を引っ張り伸ばすことの出来る楽器の

方が「スペイン」にはマッチすると思います。

　最近のお気に入りは葉加瀬太郎さんのバイオリンとバンドネオ

ン奏者小松亮太さんの「リベルタンゴ」です。

コロナ禍も大分収まってきているので演奏会行きたいですね。

　三味線を弾く方もそうでない方もお暇な時に是非、浅野祥さん

の「リベルタンゴ」を聴いてみて下さいませ。芝恋のお薦め！！