シアターコクーンにて

　先日渋谷のシアターコクーンで上演されている「ニンゲンご破算」を

観て参りました。

　このお芝居は松尾スズキ史上最大の幕末大河エンタテインメントと言

われ再演が期待されていたお芝居です。

　初演は勘三郎(当時はまだ勘九郎)にあて書きされた台本ということで

、勘三郎亡き後阿部サダヲが主演を務め、岡田将生が入ってのリスター

ト。

　楽しいお芝居でした！阿部サダヲはあの勘三郎に互角で勝負できてい

たと思います。残念ながら初演は観てないのですが、はまり役だと感じ

ました。

　岡田将生は汚れ役に果敢に挑戦していたのですが、そもそもの持ち味

が今回の役にかけ離れているので、声を枯らして頑張っていたのですが

私の個人的な見解では、「その役、もっと適任者がいたのでは？」とい

感じでしょうか。

　劇場は満席で、バルコニー席には立見の人がズラリと並んでおり、チ

ケットが手に入り幸せ！何しろ３時間超のお芝居ですからねぇ。

　実はチケットは抽選に外れてしまいがっかりしていたのですが、お弟

子さんに芸能ルポライターをされている方がいるので、もしかして取って

もらえるかな？とお願いしたところ、すぐに２枚手配して下さり、感謝、

感謝です！

　お蔭様で梅雨の一夜に、生演奏(三味線・小鼓・横笛などの邦楽演奏と

洋楽器の演奏の両方という贅沢な)も素敵な躍動感溢れるお芝居を満喫す

る事が出来ました。

　７月１日(日)は恋糸の会お座敷会です、私も頑張らないと！