ロシアからのお客様に小唄演奏を!
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ロシアからのお客様に小唄演奏を!

2016年08月11日(木)7:49 PM

 昨夜は元国立バレエ団のバレエダンサーで現在は先生をしてられる、アリーナ・

ソロンスカヤ先生を日本の芸能でおもてなしするということで、三味線を抱えて焼き

鳥屋さんへ参りました。

 以前このブログでご紹介させて頂きました、芝恋のお弟子さんでバレエピアニスト

という大変アートなお仕事をされてる野村さんが、バレエの踊りというよりも役を演

じるためのレッスンを日本のバレエをお稽古されてる方達にぜひ学んで欲しいと自ら

ロシアから先生を招聘して講習会を開きました。

 日本に来て下さったアリーナ先生をおもてなしするためにお食事の前にちょっと三

味線・小唄の演奏をして欲しいということで、野村さんはこの春「栄芝会」で唄った

唄を唄い、から傘を弾きました。その後、芝恋と他のお弟子さんとで全部で9曲の小

唄を演奏しました。 アリーナ先生や通訳のWさん、野村さんのご主人様にも大変喜

んでいただくことが出来て、私も楽しいひとときを過ごせました。

 演奏の後は美味しい焼き鳥を頂きながら、アリーナ先生からロシアのお話しを伺

い、ロシアのバレエレッスンにおいては踊るテクニックと同じ様に、役柄を演じるテ

クニックもカリキュラムに入っていて、非常に大事なレッスンであることをお聞きし

ました。

 ロシアバレエのレベルの高さは、このアクチョール(演技)のレッスンが支えている

んですね。

 昨夜は伝統芸能の三味線・小唄をやっていて本当に良かったなと実感出来る夜

でした!



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