昨日は上野の森美術館へ「肉筆浮世絵　美の競艶」を鑑賞しに行ってまいりました。

アメリカシカゴの日本美術収集家ロジャー・ウエストン氏所蔵の肉筆浮世絵展で、何と

日本初公開！期待に胸を膨らませて観に行ったところ、大変素晴らしい浮世絵で美しく

艶っぽく、また江戸時代の街の様子がとても細かく描かれていて楽しい絵もあり、お正

月から上質な素晴らしい絵を観る事ができて大満足！でした。

　今までも浮世絵展には度々行っていましたが、こんなに沢山の肉筆浮世絵を観たの

は初めてです。その色彩の美しさは格別で、まるで近年に描かれたもののように色鮮

やかで驚きました。

　昨年観に行った「河鍋暁斎」の絵もあり、それがまた私の気に入っている絵だったの

も嬉しかったですね。

　１月１７日まで開催中なので興味のある方はお早めにどうぞお出かけ下さいませ。

(肉筆浮世絵とは版画ではなく、絵師が絹や紙に直接描いたもので、浮世絵版画とは異

なります。)